中国国産オンラインゲーム　8ヶ月ぶりに許認可版号を取得

中国政府は2022年4月11日（月）、国内のオンラインゲームについて、新規ゲーム版号（ライセンス）を発行した作品のリストを公開した。中国で新規ゲーム版号の発行が再開、8ヵ月以上の長期停止を経て45タイトルの発売が承認。BaiduとXDが手がける『Party Star』をはじめ、37 Gamesの『梦想大航海』、吉比特傘下の雷霆網絡の『塔猎手』等が含まれている。263日を経て，中国ゲーム版号の発行中止はようやく終わった。

『Party Star』のポスタ　画像素材：Tap Tap

中国ゲーム業界が待ちこがれた版号の発行が再開されることは「長い日照り続きに恵みの雨が降る」のような良いニュースである。ゲーム業界の従事者として、ゲーム版号の発行の再開がゲーム業界に与える影響に注目しなければならない。

1.ゲーム業界に回復の兆し、高クオリティー精製型ゲーム産業の育成を推進

さかのぼること4年前の2018年，中国ゲーム版号の発行中止は，計265日間続き，業界に大打撃を与えた。データによって、2021年7月から2022年4月11日までに、ゲーム関連企業は既に2.2万社が倒産、この中に51.5％は登録資本金が1000万元未満である。それに比べ、ゲーム版号が通常に発行される2020年のゲーム企業の年間倒産数は1.8万社である。

2021年、中国のゲーム産業の成長率は大幅に低下した。公式に発表された「2021年中国ゲーム産業レポート」のデータによると、2021年の中国ゲーム市場の実売上高は2965.13億元で、2020年より178.26億元増加し、対同期比6.4％増加した。売上高は依然として増加を維持しているが、住宅経済効果が徐々に減衰し、爆発製品数の減少の影響を受け、成長率は同期比15%近く減少した。

中国ゲーム市場実質売上高と成長率

データソース：《2021中国游戏产业报告》（中国音像与数字出版协会）

こうした報道の影響により、中国概念株のゲーム関連銘柄は米国の株式市場が取引を開始すると全体の流れに逆らって大幅に上昇した。ゲーム版号の発行の再開によって、ゲーム業界の従事者に再び業界の回復の曙光を見せた。

2.量より質を重視するゲームなので、ゲームアート制作に対する要求が更に高まっていることを意味する。

市場要求の厳格化や長期的な開発計画により、ゲーム関連企業は国内シェアを拡大しつつ、海外市場にも積極的に進出していくことが求められている。 そのため、ゲームアートはより洗練され、国際化される必要がある。これにより、世界中のプレーヤーにより多くの新しいゲーム体験をもたらすことができる。

Sheerはゲームアートコンテンツの制作企業であり、より多くの高品質なゲームに、より素晴らしいゲームアートコンテンツを提供していくように努力している。アート制作の創造性の卓越性を確保し、ゲーム開発会社にサポートする。